顔汗を改善しようと考えているのであれば
顔汗を改善しようと考えているのであれば、汗の状態も確認しましょう。健康状態の良い汗はサラッとした汗で、顔汗も同じようにサラッとした汗なら問題なしです。
首を冷却するなどの対処で汗が抑えられ、メイク落ちも少ないです。その一方で注意したいのはドロドロの汗です。
顔汗のファクターには多汗症や肥満、汗腺の休眠などがありますが、いかなる場合も汗の状況を調べることをおすすめします。
指圧バンドを胸の上側に巻いて、押さえつける方策です。
これは「半側発汗」という原理で、押さえつけられている側の顔汗の量を減らして、逆側の発汗量を増量します。つまり、顔汗やわき汗を少なくなる一方で、汗止めバンドより下の部分が汗をかくということです。顔汗に対しての対症療法なりますが、舞妓さんも実践している素早い効果の顔汗を止める方法なので、試す価値はあります。
汗を出す汗腺には『エクリン腺』と『アポクリン腺』の2種類があります。
ほぼ全身に存在する『エクリン腺』から出る汗は、95%が水分なので、サラサラしていてニオイがでません。 緊張した時や辛いものを食べた時に手の平や足裏、脇などにかく汗は、このエクリン腺から出ています。
汗の量が非常に多い「多汗症」もエクリン腺からの汗が原因です。
思春期に脇下や陰部などに生育する『アポクリン腺』の汗も、かいた直後はまずニオイはしません。
ただ、拭いたり洗ったりしないまま時間が経つと汗が細菌に分解されて、「ワキガ」特有のニオイを発生します。
また、衣類に染みこむと、黄ばみや汗ジミの原因にもなります。顔汗を止めることだけでなく、顔汗による痒みも同時に止めたいものです。ストレス発汗や更年期障害に、「ツボを押し」てみたり、「冷やしたり」などいろんな対処はできます。
でも、急に襲ってくる汗にすぐには処理できまいのが困ります。
ここのところ、女子大生たちの中で汗が出なくなり、首や顔が赤くならなくなったと、顔汗専用デオドラント「サラフェ」が人気になっています。実は汗からニオイは発生しないんです。
脇汗だって無臭です。
でも、汗をかいてケアしないまま時間が経つと、脇汗で細菌が活性化され、それが原因菌に変化して、わきが特有のニオイを出してしまいます。
今まで以上に発汗が増えると細菌も活発に汗を分解するために、ケアしない状態でいるとより一層ニオイを発します。
暑い季節やスポーツ後の汗が臭いのはそのためです。